誰もが「ほっ」とする、
スマイルのある
ホテルをつくりたい。
ホスピタリティパートナーズグループ
代表 田中 章生
スマイルホテルを始めた想い
社会人になったばかりの頃、出張が多かった私は全国各地のホテルに泊まりました。
すると疲れた心を「ほっ」と暖かく癒してくれるホテルがありました。
それは豪華なホテルでも新しいホテルでもなく、スタッフの方達が笑顔で迎えてくれるホテルでした。 どんな素晴らしい施設よりも『人』が大事だと感じたことが、今日のスマイルホテルを運営する原点となりました。
米系の不動産ファンドでホテル運営会社を設立した時、ホテルに経営から関わる機会がありました。しかし短期的な利益目的でホテルを売買するファンドの枠組みの中でホテルを経営する手法に、少しずつ疑問を感じ始めました。
「ホテルをご利用されるお客様や働く仲間、そしてホテルを育んでくれる地域社会と、もっと長期的でもっと暖かい関係を築いていきたい」という想いから、ホスピタリティパートナーズグループの設立に至りました。
それが、私がスマイルホテルを始めた『想い』です。
ホテルの本当の価値
社名にも入っている、「ホスピタリティ」という言葉。
おもてなし、気配り、相手の気持ちを「察する」という意味があります。
お客様の喜ぶことをしたい、安心する空間をつくりたい、困っていることや不安を解消してあげたい。
私たちはお客様の気持ちを「察する」存在でありたいと思います。
震災当日に仙台のホテルに宿泊されていた、あるお客様からお言葉をいただきました。
「自分たちが不安な時に、僕たち宿泊客に対してできる限りのことをしてくれた。
こんな時だから快適に過ごしてほしいと不自由な中でベッドメイクまでしてくれた。
いつも僕はシティホテルに泊まります。
でも、たまたま泊まったスマイルホテルで、『ホテルの本当の価値とは何か』を考えさせられました。
見てくれが豪華だとか、食事がおいしいとか、設備が優れているとかそういうものではなく、ホテルの価値とは、『人が困っている時にどれだけ親身になって行動できるか』というホスピタリティの心だと思います。」

私たちの大切にしている企業理念
基本理念「おもてなしで人々を笑顔にします」
■社会に役立つことをする
私達のビジネスの中心には、「地域社会への貢献」という想いがあります。例えばスキー場。一つのスキー場が閉鎖されれば、地元の観光業に携わる企業、そこで働く人々など多くの方々に影響が及びます。短期的な利益を考えれば事業再生は簡単な事ではないかも知れません。でも当社のノウハウや培った知識で事業を再生できれば、たくさんの人々の雇用が守られ地域に訪れる人が増えます。そして活性化に繋がります。
現在、当社の5か所のスキー場のうち、2施設が事業再生によるものであり、経営は軌道に乗りつつあります。
私たちは常に長期的な視点で、地域社会と人々への貢献を目的としてこれからも努力してまいります。
■従業員全員が幸せになる
ホスピタリティ産業において従業員が不幸せでは、お客様に笑顔を届ける事はできません。安心して生き生きと働ける環境があってこそ、本当の笑顔を届けることができます。
一人ひとりの従業員の笑顔が集まって当社が成り立ち、そんな従業員の笑顔を守ることはとても重要なことと考えます。
「笑顔が笑顔を生む」そんな環境づくりを目指しています。
誰でも、どんな場所でも、頑張る人・ヤル気のある人にはどんどんチャンスを提供し、得意分野を伸ばします。
入社3~5年で支配人やマネージャーに抜擢されることも珍しくありません。
■正直に、真面目に仕事に取り組む
言葉にすると当たり前のことかも知れませんが、一番重要な事だと思います。
人から信頼される為には、正直であること、真面目であることが大切です。
何かミスがあった時にごまかしたり隠したりすれば後々必ず信頼を失います。
だから私たちは一緒に働く人に対しても、お客様に対しても、常に正直に真面目に向き合っています。
Profile
- 1967年3月生まれ。1991年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
- 1991年-
1997年 - 株式会社大京入社。マンション開発、不動産の有効活用提案、不良資産処理に従事。
在籍期間中に不動産鑑定評価習得のため三菱UFJ信託銀行に出向。 - 1998年-
2005年 -
ローンスターグループ ハドソンジャパンエルエルシー入社。米系不動産投資ファンドの立ち上げに参画。
不良債権担保不動産評価、不良債権の管理及び回収。収益不動産投資部門を立ち上げ、オフィス・レジデンス・商業施設等150棟に投資実行。
マンション開発部門を立ち上げ、マンション分譲実施。
ホテル投資部門を立ち上げ、42棟に投資実行。
チサンホテル事業家管財人としてターンアラウンドを主導し、ソラーレホテルズアンドリゾーツを設立。 - 2005年7月
- 株式会社ホスピタリティパートナーズ及び
株式会社ホスピタリティオペレーションズを設立し、代表取締役就任。 - 2006年7月
- 株式会社ホスピタリティエージェントを共同設立し、代表取締役に就任、
のち取締役。 - 2008年3月
- 株式会社AカードホテルシステムをM&A、代表取締役に就任。
- 2009年4月
- 株式会社ホスピタリティコミュニケーションズを設立し、代表取締役に就任。
- 2009年9月
- 現 株式会社スマイルリゾートを設立し、代表取締役に就任。
- 2011年12月
- 現 株式会社舞子リゾートをM&A、代表取締役に就任。
- 2012年2月
- 株式会社アーリートラベルをM&A、代表取締役に就任。
- 2012年8月
- 現 株式会社六日町リゾートをM&A、代表取締役に就任。
- 2013年6月
- 株式会社笑たこを設立し、代表取締役に就任。
- 2013年7月
- 現 株式会社那須カントリークラブをM&A、代表取締役に就任。
- 2013年9月
- 株式会社ホスピタリティオペレーションズ札幌をM&A、代表取締役に就任。
- 2013年11月
- 二王子観光開発株式会社をM&A、代表取締役に就任。
- 2017年4月
- 国際ホテル株式会社をM&A、代表取締役に就任。
- 2018年5月
- かもめビルサービス株式会社をM&A、代表取締役に就任。
- 2020年4月
- 株式会社空のはねをM&A、代表取締役に就任。
役員メッセージ
「従業員全員が幸せになる」
という企業文化こそが
ブランド
専務取締役 運営本部長
ホテルエミシア札幌 総支配人 兼務
知念 浩
常に現場に近い存在で在りたい。
当グループに関心を寄せていただき、ありがとうございます。
多くの皆様が1つのコミュニティであるホスピタリティパートナーズグループの仲間となり、主体性を尊重し後押しする環境づくりは、大切なことだと考えています。実現する上で取り組んでいることは、「働く職場環境」「安全できれいな施設」「お取引先様との協力関係」「業務内容」「勤務体系」を中心に当グループが組織としてどうあるべきか、それぞれの事業所ごとにどのような特色を持ち、どのような組織にすべきか、常に最前線で活躍するスタッフの話を聞き、そして思いを受け止め、より進化した方向に導くことと考えています。
スタッフはそれぞれ素晴らしいパーソナリティを持ち合わせており、各地の特色、各事業所の特徴と融合してそれぞれの文化を育んでいます。その延長線上で企業文化が生まれ、その企業アイデンティティこそがブランドだと信じています。経営理念である「従業員全員が幸せになる」という当グループの想いを皆様に感じていただけるよう、私は常に現場に近いところで、皆様に寄り添う存在でありたいと思っています。
これから、私たちの仲間となる皆様には、経験されること全てを楽しみ、仕事をすることで成長するご自身の姿を好きになっていただきたいと思います。
「ワークライフバランス」。これは日本社会、経営戦略上において大切なものと感じています。皆様が、ご家族、友人、スタッフの仲間たちとコミュニケーションを取り、ご自身の将来像をしっかり描ける環境こそが必要ではないかと思います。バランスのとれた労働環境とチームワークで、効率的な経営を進めていきたいと考えています。
皆様にはどのような事、どのような分野でも構いませんので、自己成長を意識していただき、情熱を持ち、感性を磨き上げる、そして失敗を恐れず前向きにチャレンジする気持ちを養っていただきたいと思っています。個性を尊重し、皆様の持っている能力を最大限発揮できるようサポートしていきたいと考えています。